こんにちは。Inter Styleです!
皆さんもご存じのように海外に住む場合、基本的にビザの取得が必要です。
韓国国籍の方と結婚をして韓国に住もうと思っている方が取得するのは
F6(国民の配偶者)というビザです。
勿論、韓国のビザにも色々な種類のビザがあるのですが、
こちらではF6の取得までの流れについてお話ししたいと思います。
- 日本、韓国の両国に婚姻届を提出(どちらに先に提出するのかによって手順が異なる部分があります)
- 日本人側、韓国人側の具備書類の準備
- 日本の住所地の管轄の韓国領事館へビザの申請
- 住所によって異なりますが訪問か郵送でビザを受け取る
まず本日は婚姻届についてです。
1.日本、韓国の両国に婚姻届を提出(先に日本に提出する場合)
【日本で】
2人で行う事
婚姻届に記入しておく(証人2名の記入もお願いしましょう)
韓国籍の配偶者の準備手順
パスポートと住民登録証(주민등록증)を持って、在日韓国大使館で
婚姻要件具備証明書として基本証明書(기본증명서)、婚姻関係証明書(혼인관계증명서)を受け取り和訳する。
和訳はご自身で行っても大丈夫ですが、翻訳者のお名前を記載する事を忘れずに行って下さいね。
翻訳でお困りの方は翻訳業務も行っておりますのでご相談下さい。
日本国籍の方の準備手順
婚姻届を提出する町に本籍がない場合は、日本人の方の戸籍謄本が必要です。
本籍が遠くにあるという方は郵送での対応について問い合わせるか、
ご家族の方がいらっしゃれば代理で受け取って送って貰うと良いと思います。
日本で婚姻届を出す当日は
韓国籍の方のパスポート、在留カード(日本に住んでいる場合)、日本籍の方の戸籍謄本(必要な場合)
2人の印鑑(ない場合はサインでも良いか事前に確認して下さいね)、記入済の婚姻届
韓国籍の方の本証明書(기본증명서)、婚姻関係証明書(혼인관계증명서)の原本と和訳本
を持って区役所の戸籍課に行くと、外国籍の配偶者の国ごとに職員の方から指示があるので従います。
韓国籍の場合、漢字のお名前の方が多いと思いますので、
結婚後の日本籍の方の戸籍の配偶者の欄に載るお名前の漢字が日本で使用出来る漢字なのかなどの
チェックがあり、最後に婚姻受理証明書を受け取ります。
私はこの婚姻受理証明書を必要な場合に備えて早い段階で韓国語に翻訳しておきました。
また新しい戸籍の戸籍謄本を取得して韓国語に訳しておきます。
これで日本では結婚した事になりますが、次に韓国でも結婚の報告として婚姻届を提出しなければなりません。
私の場合は日本で婚姻届を出してからすぐ出国する予定でしたので、
韓国に入国してから区役所に婚姻届を出しに行きました。
【韓国で】
2人で行う事
婚姻届に記入しておく(証人2名の記入もお願いしましょう)
韓国で婚姻届を出す当日は
日本国籍の方が用意する物
新しい戸籍の戸籍謄本とその韓国語の翻訳文、パスポート
印鑑、念の為に婚姻受理証明書と韓国語の翻訳文
&
韓国籍の配偶者が用意する物
基本証明書(기본증명서)、婚姻関係証明書(혼인관계증명서)
家族関係証明書(가족관계증명서)、住民登録証(주민등록증)
を持って住民センターなどで手続きします。
既に日本では夫婦ですので、韓国で手続きした際は簡易的な手続きでした。
婚姻届の提出から数日~1週間後に韓国籍の配偶者の家族関係証明書(가족관계증명서)の配偶者の欄に
婚姻事項が記載されたものを取得します。
私達夫婦とは異なり、韓国籍の配偶者が韓国に、そして日本籍の方が日本にいらっしゃる場合には、
上記の"日本国籍の方が用意する物"を韓国の配偶者に送って韓国で婚姻届を出して貰い、
また更にF6ビザの必要書類を日本に送り返して貰うという流れです。
先に韓国に婚姻届を出す場合や、既に韓国のビザをお持ちの方は少し違う方法でF6を取得する事になります。
ちなみに夫婦の名字についてですが、国際結婚の場合は基本的に夫婦別姓ですが、
希望すれば相手の方の名字に変更する事も出来ます。
後で変更しようと思うと家庭裁判所へ行かなければならないので、
名字を変更しようと思っている方は婚姻届を出す迄にどのようにするか決めておいた方が良いと思います。
私が韓国でお会いした日韓夫婦の日本人のほとんどの方が
韓国が夫婦別姓という事もあってなのか日本のお名前でした。
またフィリピンの方やベトナムの方でご主人の名字を名乗っている方はいましたが、
その中でも特に韓国の国籍を取得された方はご主人の名字+韓国のお名前をコリアンネームのように使っている方が
多かったように思います。
ちなみに外国人には戸籍がありませんので、日本人の方の配偶者の情報として記載はされますが、
戸籍はお1人の戸籍になります。
今振り返ると色々複雑でワクワクして婚姻届を出したというよりは、必要な書類を揃えるのに必死でした。笑
私はソウルの江南区で婚姻届を出したのですが、
職員の方の英語が流暢だったお陰でかなり心の負担が軽減されました。
聞き慣れない韓国語も多くあったので緊張していたのですが、お気遣いに感謝です。
次回はビザ申請に必要な書類から申請、そして受け取りまでについてお話ししたいと思います。
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